No.319 港南区版  令和6年 5月号 5面 さまざまな世代が活躍中!港南区の地域活動  今回、地域でさまざまな世代が楽しく活躍している事例をご紹介します!皆さんも身近なところから地域活動を始めてみませんか? 野庭住宅地区 パトロール隊の学生の皆さん 夜のお散歩感覚で社会勉強!?  「ジュニアパトロール隊」は、野庭住宅在住の高校生以下で構成された超若手チーム!  小学生は年3回の大規模パトロールに参加、中学生、高校生は大人に交ざり、週1回の夜パトロールや、月1回の高齢者の見守り活動を行っています。 中学生  参加するようになったきっかけは子ども会で誘われたから。パトロールに参加しているお年寄りの方とお話したり、友達と夜に歩いたりするのが楽しい。褒めてもらえることもあって、嬉しい。普段、夜に気晴らしで外を歩きたいと思っても親に止められるけど、パトロールなら親と一緒だから大丈夫 中学生の保護者  活動を通して地域の大人たちと関わることで、子どもたちは礼儀や責任感を学べ、とてもいい影響を受けていると感じます。私自身も、他の参加者の方と色々な話ができ、楽しんでいます。高齢者の見守り活動は、親と子どもの2人組で、高齢の方のお宅を周っています。子どもと一緒に行くと、ご高齢の方も話をしに出てきてくれ、安心します 笹下地区 西松本町内会 荻久保 圭介さん やってみたら案外、面白いかもよ! 子どもも大人も楽しもう!  私は調理師で、地域のお祭りでフランクフルトの仕入れのお願いを受けたことが、地域活動に参加するきっかけになりました。お祭りの屋台を、自分の親よりも上の世代の方がやっているのを見て、できることを手伝おうと思うようになりました。ただ、週5日で仕事をしているので、「時間が空いたときには行くよ」というスタンスでいます。  子どもたちにも楽しんでもらいたいと思い、町内会の行事に子どもやめいを連れて行ってみました。当初、子どもの参加者は少なかったのですが、今は保護者も含め、大勢が参加してくれています。子どもが楽しんでくれると、大人も嬉しいので、以前は「面倒だ」と乗り気でなかった保護者の方も、今では毎回イベントで一緒にお手伝いをしてくれるようになりました。例えば自分は「バーベキューの肉を焼く係」のように、“自分のできる役割”で参加しています。  まずは、皆さんも「時間が空いたときには行くよ」くらいの気持ちで参加してもらえたらと思います。 港南区では地域の皆さんの活躍を応援しています! さまざまな世代の活躍につながる地域の取り組みへの補助金を拡充します  「子どもが企画・運営する活動」や「働く世代も活躍しやすい工夫」などの取り組みを行う連合自治会町内会または地区社会福祉協議会に対して、補助金額を12万円から20万円に引き上げます。 自治会町内会に加入するには? ●お住まいの地域の自治会町内会の役員の人などに連絡をする。 ●二次元コードから、区役所を通して申込みをすることもできます! 問合せ 区役所地域運営推進係(電話:045-847-8391 FAX:045-842-8193) 区長挨拶  新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して、この5月でちょうど1年となります。昨年度は、区内各所で多くの行事やイベントが開催され、にぎわいを感じることができました。また、さまざまな世代による地域活動も活発に行われました。  今年度は「子育てにやさしいまちづくり」を目指し、デジタルツールを活用した子育て世代への情報発信や、子育て連絡会や図書館を通じ、地域と連携して子育てを見守るネットワークを強化するなど、一層の支援を進めてまいります。  区民意識調査では、港南区に住み続けたいと思っている方は8割に上っています。区役所は地域の皆さまと一丸となって「協働による地域づくり」に取り組み、いつまでも住み続けたいと思えるふるさと港南を目指してまいります。  どうぞよろしくお願いします。 横浜市港南区長 栗原 敏也