■自己紹介 ガーナ共和国から来ましたオナジャ エイモス ゴンゴニと申します。 横浜国立大学では修士課程のプログラムに参加しています。 ガーナ共和国は、仕事や教育等に恵まれた地域ではないため、 横浜国立大学で学んだことを活かし、自国の発展に貢献したいです。 近い将来には、数名の若者を雇用できる会社を設立したいと考えています。 ■ガーナ共和国の紹介 ガーナは、正式にはガーナ共和国といい、西アフリカに位置する国です。 ガーナの南側はギニア湾と大西洋に隣接しており、北側はブルキナファソ、東側はトーゴ、西側はコートジボワールと接しています。 国名は13世紀まで存続した中世貿易の帝国の名に由来しています。 また、ガーナは熱帯性気候に属し、西アフリカの季節風の影響を強く受けています。 北部では5月から9月が雨季、10月から4月が乾季となりますが、首都であるアクラでは、一年のほとんどが乾季となります。 一年を通して気温は22℃から34℃の間を推移しています。 ■おすすめの食べ物 ガーナ料理は海鮮を使用したシチューや、肉や魚、野菜を使ったスープなど多種多様です。 ガーナの食生活において、魚は重要であり、ティラピアやザリガニ、シラスを食材として使用することが一般的です。 【バンク―(Banku)】 バンクーは発酵したトウモロコシをベースに作られ、魚のフライや焼いたティラピアに、 辛い調味料(唐辛子とトマト、玉葱)をつけて食べます。 ガーナ国内の多くのレストランで提供されています。 【ジョロフライス(Jollof rice)】 ジョロフライスはピラフに似た料理で、アフリカ大陸西岸でよく食べられており、お米を主食とした料理もガーナ全土で食べられています。 ■人気のスポーツ ボクシングやバスケ、陸上競技など多くのスポーツが人気ですが、その中でも、サッカーは最も人気なスポーツの一つです。 アフリカ大陸選手権大会で、計4回の優勝を誇るガーナ代表のチームは「ブラック・スターズ」の愛称で呼ばれています。 ■おすすめのお祭り ガーナには約70の伝統的な祭りがあり、文化や歴史に関連したお祭りが一年中開催されています。 これらの祭りは、家族や地域の絆を深めるとともに、多様な文化を讃えています。 今回は、数あるお祭りの中からいくつかご紹介します! 【アボアチレ(Aboakyer)】 ガーナのセントラル州ウィネバで毎年5月の第一土曜日に開催されるアボアチレは、 「鹿追い祭り」を意味します。お祭り当日の早朝に森に入り、鹿を狩った後、神々を鎮める儀式が行われます。 【ホモオ(Homowo)】 ホモオはガーナで最も壮大な収穫祭りの一つで、毎年5月に首都のアクラで開催されます。 このお祭りは、深刻な飢餓で苦しんだ時期に始まり、トウモロコシ粉とヤシ油から作られた特別な料理を振舞われるとともに、 伝統の歌を歌い、神にささげるお酒を注ぎ、穏やかな季節を願う神への祈祷が行われます。 ■おすすめの観光地 【ケープ・コースト城(The Cape Coast Castle)】 ケープ・コースト城は、旅行者、特に歴史が好きな人におすすめの観光地です。 ガーナの大西洋側に位置しており、ヨーロッパの影響を強く受けています。 ケープ・コースト城は、金や木材の貿易のため、1653年にスウェーデン・アフリカ会社によって建設されました。 現在は、ガーナの重要な歴史を保存する博物館となっています。 【カクム国立公園(Kakum National Park)】 カクム国立公園は、ガーナ中央部の海岸地域に位置しており、375㎢の面積を占めています。 1931年に保護区として設立され、1992年に鳥類相の調査が行われた後、国立公園として指定されました。 園内には、ダイアナモンキー、ジャイアントボンゴアンテロープ、イエローバックデュイカー、アフリカゾウなど、絶滅の危機に瀕した動物が多く生息しています。 また、アフリカで3か所しかないキャノピーウォークウェイ(全長350m、7本の梢をつなぐ歩道)を持つ公園のひとつとなっています。 【ヴォルタ湖(Lake Volta)】 グリニッジ子午線の中心にあるヴォルタ湖は世界最大級の人造湖です。 ヴォルタ湖を取り囲むガーナの美しい山々を楽しみながら、ボートを漕ぐことができます。 【ブスア海岸(Busua Beach)】 ガーナを訪れた際は、ブスア海岸で夕日を見ることをおすすめします。 美しい夕日を見ながらブスア海岸で過ごす一日はとても素晴らしいです! 海岸の周りには、宿泊先も多くあり、文化と料理を楽しむことができます。 ■横浜市についての感想 コスモワールドやランドマークタワーから見るスカイラインや海の景色もとても綺麗で、 また、交通の便もよく、横浜市は住みやすいと思います。 こちらの記事は、留学生が英文で記載した原稿を区で翻訳、編集しています。