【第3回】学校法人桐蔭学園と連携協定を締結、鉄小学校でペロブスカイト太陽電池を活用した環境出前授業を実施しました  この度、学校法人桐蔭学園様と、青葉区民を対象にペロブスカイト太陽電池(※)を活用した脱炭素化の普及啓発等に取り組む連携協定を締結しました。また、協定に基づく取組として、この太陽電池を用いた区内市立小学校向け環境出前授業を開始しました。  1校目は、桐蔭学園ともゆかりのある鉄小学校になり、4月23日に6年生を対象に行いました。桐蔭横浜大学 医用工学部の池上和志(いけがみまさし)教授の講義を受けたほか、太陽電池を実際に手に取って薄さを体感し、教室に入る太陽光で発電する様子を興味津々に見学されていました。授業の最後には活用方法の意見交換が行われ、「傘に取り付ける」「にわとり小屋の屋根に置く」など様々なアイデアが飛び出し、大変盛り上がり、子どもたちにとって有意義な時間になったのではないでしょうか。  最先端の技術に触れられる環境出前授業は、「GREEN×EXPO 2027」が開催される 2027年度までに区内の市立小学校全30校で実施する予定です。児童の皆さん、ぜひ楽しみにしていてください。  今回の環境出前授業は、桐蔭学園様の多大なお力添えがあってこそ実現できた取組です。改めて心より感謝申し上げます。  青葉区は、この取組を通じて、区内発の技術であるペロブスカイト太陽電池を子どもたちに広め、学校から家庭、社会へと脱炭素社会の実現に向けた行動変容の輪を広げていきます。 令和6年5月 青葉区長 中島 隆雄 (※)桐蔭横浜大学 医用工学部の宮坂力(みやさかつとむ)特任教授が発明した次世代の太陽電池で、薄くて、軽くて、曲げられるといった特徴があり、再生可能エネルギー拡大の切り札として期待されている最先端の技術です。